最近気に入っているのはレース棒を使ったもの。
レース棒はミルフィオリと並んでベネチアンガラスの特徴ともいえるものです。
ベネチアに行くと、レース棒を使った素敵なガラスなどが売られています。
ベネチアではミルフィオリと同じように大きなガラスの塊を作って長~く伸ばしていくのですが、そんなことは自宅では難しいので、バーナーを使ってミニチュア版でつくります。
レース棒の作り方は簡単に言えば、床屋さんの前でクルクル回っているサインポール。
違う色のガラスを並べてクルクルねじっていくと出来てきます。
単純に並べるだけでなく、間隔を変えたり、並べた後にクリアガラスを巻いて何層かにしたりと、元になるガラスを工夫することでいろいろな色・柄のレース棒が出来てきます。
また、伸ばすときの伸ばし方で、太さも変わってきます。
出来上がったレース棒は、板ガラスやミルフィオリと組合わせて電気炉で焼成しますが、この組み合わせによっても表情が違うものができます。
クリアやホワイトの組み合わせるとレース棒を際立ちますが、他の色ガラスとさりげなく組み合わせてもキレイにできますよ。
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